”ばらの花”観察記録(写真)福ちゃんの散歩道

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バラの系統《C》 ケンティフォリア系統とは?

ケンティフォリア系統は、
ロサ・ケンティフォリアを親とする品種群
ロサ・ケンティフォリア(Rosa×centifolia)を親として交配された品種群がケンティフォリア系統です。ロサ・ケンティフォリアは別名「キャベッジ・ローズ」「ハンドレッド・ベタルド・ローズ」とも呼ばれ、花弁の多い特徴を捉えた別名です。日本では「百弁バラ」と呼ばれていました。
 
◉ケンティフォリア 系統: C                                姫野ばら園八ヶ岳農場㏋ より

ケンティフォリア系とは

ケンティフォリア系は、ロサ・ケンティフォリアをもとに発達したオールドローズの系統です。
ロサ・ケンティフォリアは Rosa × centifolia と表記され、別名 キャベッジ・ローズ、ハンドレッド・ペタルド・ローズ とも呼ばれます。いずれも、花弁の多いふっくらした花姿をよく表した名です。日本では 百弁バラ とも呼ばれてきました。 (himenobaraen.jp)

この系統の特徴は、名前が示すとおり花弁の多さにあります。
薄い花弁が幾重にも重なり、丸みのあるカップ咲きやロゼット咲きとなるものが多く、品種によっては四つ割りの整った花形を見せます。ふっくらとした花容と豊かな芳香をそなえ、オールドローズらしさをもっともよく感じさせる系統のひとつです。 (himenobaraen.jp)

ロサ・ケンティフォリアそのものは、複数の古いバラが複雑に関わって成立した園芸種と考えられており、16世紀後半からオランダで発達し、18世紀初めまでに系統としてまとまったとされます。英語名の Cabbage Rose は、その丸く重なった花姿に由来します。 (himenobaraen.jp)

ケンティフォリア系は、アルバ系、ガリカ系、ダマスク系と並ぶオールドローズの基本4系統のひとつとして扱われます。
また、モス系はケンティフォリアの枝変わりに由来する系統とされ、近縁の存在として語られることが多いようです。さらに後の交配にも大きな影響を与え、ハイブリッド・パーペチュアルやモス・ローズの発展にもつながったとされています。 (himenobaraen.jp)

17世紀から18世紀にかけては観賞用や香料用としても親しまれ、絵画に描かれる機会の多いバラでもありました。
マリー・アントワネットの肖像画に見られるように、華やかで古典的なバラの姿を象徴する存在としても知られています。 (himenobaraen.jp)

■「100枚の花びら(又は葉)」という系統名から察する通り、オールドローズらしいエレガントな花容と芳香に恵まれたケンティフォリアローズ。幾重にも重なる花弁とカップ状の花型はみりょくてきです。自然交雑により生じ16世紀からオランダで改良され、18世紀初めに系統として完成したといわれています。現存する品種は品種は少ないながら、現代のバラへと続く交配の歴史に確かな足跡を残し、又、マリー・アントワネットの肖像画に代表されるように、絵画に多く描かれた事でも知られています